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【わかりやすく解説!】エアコンの効きが悪い?故障を疑う前にチェックしよう

タカシーー
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  • エアコンの効きが悪いんだけど故障なのかな?
  • 効きが悪い時に自分でできる対処方法はないのかな?
  • エアコンを長持ちさせるコツを知りたい!

エアコンの効きが悪い時、故障かな?と感じる時があると思います。ですが、故障以外が原因になっていることもあります。

この記事ではエアコンの効きが悪い時に自分でも確認できる、ポイントとコツをご紹介します。最後まで読むと業者を依頼する前に自分でもできる対処法が分かりますよ

 

  

この記事の著者のタカシー→といいます。

私は空調の仕事に携わった18年の間に、多くの現場でエアコンのメンテナンスや修理を経験してきました。

エアコンのトラブルについて多くの事例を見てきました。

記事の著者
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エアコンの故障を疑う前にチェックするべき7つのポイント

故障かな?と思った時にチェックすべきポイントは下記の7つです。確認を行うことで業者を呼ばずに済むこともありますよ!

  1. 電源コンセントが抜けていないか
  2. リモコンが故障していないか
  3. 運転モードを間違えていないか
  4. 設定温度が的確か
  5. 室外機周辺に障害物がないか
  6. 室内機の吹出口の付近がふさがれていないか
  7. 室内機の汚れが原因になっていないか

 

ポイント①:電源コンセントが抜けていないか

室内機のコンセントが抜けているとエアコンは動きません。最初に確認してみてください。また、何かしらが原因でブレーカー自体が落ちている可能性もありますので、ブレーカーも確認してみてくださいね!

濡れた手でコンセントをさすと感電の危険があるので注意!!

 

ポイント②:リモコンが故障していないか

リモコンからの指令でエアコンは動きます。リモコンに不具合があるとエアコンが正常に動かない場合があります。リモコンの表示は正常かどうか確認が必要です。

リモコンの表示がおかしい時
  • 電池を新しいものに入れ替える
  • リモコンのリセットボタンを押してみる
  • リモコン本体をを新しいものに変える
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リセットボタンを押すと表示が全表示になります。リセットした数分後にもう1度エアコンをつけてみてください。回復することがありますよ!

 

▼リモコンが不調な場合、市販のリモコンでも国内のほとんどのエアコンに対応していますよ

 

ポイント③:運転モードを間違えていないか

運転モードは間違えていませんか?時々あるのが冷房で使いたいのに【暖房24℃】になっていたり【送風モード】になっていること。特に【送風モード】だと風は出てきますが常温です。なので「あれ?故障かな?」と勘違いをしてしまいます。

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リモコン表示が目的のモードになっているか、もう一度確認してみてください!

 

 

ポイント④:設定温度が的確か

エアコンは設定温度とエアコンに吸い込まれる空気の温度を検知しながら、冷風(温風)を出しています。

エアコンの設定温度の仕組み

例:冷房25℃の場合

エアコンに吸い込まれる空気の温度が25℃程度になるまで冷風を出して部屋の空気を冷やします。

逆にいうと、エアコンに吸い込まれる空気の温度が25℃程度になると冷風は出なくなり送風状態になります。

設定温度が高すぎると、部屋の環境にもよりますがエアコンはすぐに送風状態になります

「なんか効きが悪いな・・・」と思ったら、設定温度の確認もしてみてください。

 

ポイント⑤:室外機周辺に障害物がないか

見落としがちなのですが、室外機周辺の環境をよくすることも非常に重要です。室外機も室内機と同じく、外気を室外機に吸い込んで熱交換がされて前面のファンで熱が放出されます。

夏場に室外機から熱風が出ているのを見たことがあるかと思います。室外機内の熱を放出して十分な熱交換をすることで正常な運転ができる設定になっています。

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室外機周辺は熱がこもらないようになるべく開放的にすることが重要ですよ!

室外機の特に前面付近に自転車や段ボール等の荷物があり、熱の放出の妨げになっていないかを確認してください。

 

ポイント⑥:室内機の吹出口の付近がふさがれていないか

室内機の吹き出し口付近に障害物があると、十分な冷風が出ません。

2つの理由
  1. 冷風(温風)が部屋に拡散されなくなるから
  2. 吹き出した冷風(温風)が障害物にあたって室内機内に戻されるから

 

冷風(温風)が部屋に拡散されなくなるから

吹き出し口付近に障害物があると、冷風(温風)が部屋に拡散されなくなります。結果、部屋が冷え(温まり)にくくなってしまいます。

②障害物にあたって室内機内に戻されるから

吹き出された冷風(温風)が障害物にあたると、部屋に拡散されずに室内機内に戻ってしまいます。室内機が「部屋は設定温度まで冷えた(温まった)」と勘違いをしてしまいます。

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エアコンの吹き出し口付近に障害物がないかを確認しましょう!

 

ポイント⑦:室内機の汚れが原因になっていないか

エアコンのメンテナンス業をしていて、エアコンの効きが悪い原因になっていたトップ3に入るのがエアコンの汚れが原因になっていることでした。

エアコンの汚れが原因で起こるデメリット
  • 効きが悪くなり故障につながる
  • アレルギーを引き起こす原因になる
  • エアコンの負荷が増えて電気代が高くなる

エアコン内部に汚れが蓄積すると循環する風量が弱くなり、エアコンの効きが悪くなります。そのまま放置しているとエアコンの故障にもつながるなど、デメリットが多いです。

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エアコンクリーニングをすることは、エアコンの効きに効果が出るだけでなくエアコンを長持ちさせるなどメリットが多いですよ!

エアコンクリーニングに関しては【メリットだらけ】エアコンクリーニングの効果と必要性【長寿命化】で詳しく解説しています。

 

エアコンの不具合の時にすぐできる5つの対処法

エアコンの効きが悪く業者を依頼しても、繁忙期だと来るまでに日数がかかることが多いです。自分でできる対処法もありますので実践してみてください

自分でできる対処法は以下の5つです。

  1. 電源をリセットする
  2. フィルターの掃除をする
  3. 室外機の周りを掃除する
  4. 部屋のカーテンを閉める
  5. サーキュレーターを使う

 

①電源をリセットする

エアコンには運転の指令を出したり、リモコンからの受信をして運転制御をするための電装部品がついています。エアコンを使用しているうちに電装回路がフリーズ(かたまる)状態になることが稀にあります

電源をリセットすることで機能が復帰することもあるので試してみてください。方法は2つあります。

方法1:コンセントの抜き差し

エアコンのすぐ近くにあるコンセントを抜いて5分程度待ちます。再度コンセントをさしてエアコンをつけてみてください。

 

方法2:ブレーカーのON・OFF

分電盤のエアコン用ブレーカーをOFFにします。5分程度待って、再度ブレーカーをONにしてエアコンをつけてみてください。

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上記の2つの方法で電源リセットはできますので、感電に気をつけて試してみてくださいね!

 

②フィルターの掃除をする

あまり重要視されないことが多いのですが、フィルターの汚れを解消するだけでエアコンの効きがよくなることもありますエアコンフィルターが汚れていると、空気の循環効率が悪くなり風量が極めて弱くなります

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しばらく掃除をしていない場合はフィルターの確認もしてみてくださいね!

エアコンフィルターの掃除に関しては【解決!】家庭用エアコンフィルター掃除の重要性と方法【適切な頻度】で詳しく解説しています。

 

③室外機の周りを掃除する

7つのチェックポイントでも説明したとおり、室外機周辺の環境もエアコンの効きに大きく関係しています。

室外機のまわりは開放的な方が熱交換率が向上して、エアコンの効きも良くなります。最適なのは室外機が日陰に設置されていていることなのです。

とはいえ、すべてが好条件であるのは難しいと思います。室外機を直射日光から守るだけでも効果は出ますよ!

室外機を直射日光から守るメリットについては『【猛暑に効果あり】エアコン室外機の日よけの効果は?上手に使って快適な空調を』で詳しく解説していますよ!

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室外機の全面を覆うタイプのカバーはあまり推奨できません。理由は熱ごもりしてしまい、かえって熱交換率が悪くなるからです。

 

④部屋のカーテンを閉める

窓から入る日光を遮るだけでも室温の上昇が抑えられて、エアコンが効きやすくなります。カーテンを閉めるだけでも効果が出ますので、ぜひ実践してみてください。

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暗くならずに遮熱できるタイプのカーテンもありますので、お部屋に合うカーテンを探してみてくださいね!

 

⑤サーキュレーターを使う

サーキュレーターを使うことも効果的です。サーキュレーターを使うことでエアコンから出た冷気(暖気)が部屋中にかくはんされます。特に冷房時には床面にたまりやすい冷気を部屋全体にかくはんしてくれるので効果的です。

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壁面の温度が下がると部屋が冷えやすくなりますよ!

 

エアコンを長持ちさせるには?

真夏や真冬のエアコンが全開で稼働している時期に起きるトラブルは、どうしても避けたいですよね。とはいえ機械ものなので“一生故障しない”はあり得ませんし、完璧なエアコンは残念ながらありません。

ですが、なるべく長く持たせるコツはあります

 

メンテナンスは惜しまないこと!!

「なんだそんなことか・・・」と思うかもしれませんが、使いっぱなしでメンテナンスをせずに使っている方がけっこういらっしゃいました。

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長くエアコンのメンテナンスをやってきた私が自信を持って言える結論がメンテナンスの重要性です!

自分でできるものもあれば業者に頼まないとできないものもあります。ですが、お金はかけるべきだと思います

 

車のメンテナンスと同じです

例えるなら、車のメンテナンスと同じようなものですね。オイル交換をしなければオイルフィルターの交換もしない。定期点検もしなければ車検も受けない。

この状態で車に乗り続けていれば、しっかりメンテナンスをしている車よりも寿命は間違いなく短くなります。

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あなたが大切にしているエアコンを少しでも長く快適に使いたいのならメンテナンスを惜しまないようにしましょう!

 

何をやってもエアコンの調子が良くならない時は

今回ご紹介したチェックポイントや対処法を実践してみたけど、症状が変わらないときは修理業者さんを依頼しましょう。

繁忙期になると修理業者さんは即日対応ができないことも多いです。

なるべく早めに対応してくれる業者さんを探してみてください!

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はじめまして
このブログの著者のタカシー→と申します
エアコンのサービスマンを退職後、フリーランスの軽貨物ドライバーに転身。
ブログでさまざまな情報発信をしています。

・ギター歴30年の経験を活かして、初心者さんに向けたギターのノウハウ全般
・エアコンの豆知識の発信。
・著者がふと気づいた生活お役立ち情報
・軽貨物運送に関する初心者さんに向けた情報
・人工股関節置換術を受けた経験から、当時から現在にわたる生活の様子やメンタルについて

これらを発信していきます

奥田民生さんをはじめ、様々な音楽が大好きな中年ブロガーです

どうぞよろしくお願いします
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