【初心者OK】ギターの弦の張り方とチューニングの手順【エレキギター編】
ギターを始めることにしたんだけど、弦の張り方がわからない・・・。
・ギター初心者で弦を張る(交換する)のが初めてでもわかりやすく教えてもらいたいです。
・弦を張ったあとのチューニングの仕方も教えてもらいたいです。
これらの悩みがすべて解決できる記事を書きました。
・ギター初心者さんが初めてでも出来る弦の張り方の手順
・弦を張った後のチューニングの仕方
ギターの弦の張り方とチューニングのやり方までを、なるべくわかりやすく解説しますので、ギター初心者さんでも挫折せずにギターを弾ける状態まで準備することができます。
ですので、教本などを準備せずにこの記事で解決できますよ♪
わたし自身、ギターを始める際に教えてくれる人がおらず、独学で覚えました。
独学で手探りながらギターの弾き方をマスターして、コピーバンドでギターも担当して人前で披露できるレベルになれました。
かなり遠回りをしながら試行錯誤をしてギターを覚えましたので、ギター初心者さんに寄り添った教え方ができると思います!
・ユニコーンのコピーバンドでギターを担当
・自分が聴いたことのある曲であれば、コード譜を見ながらスラスラとギターを弾けます
私のギターのレベルはこんな感じです♪
ギター初心者さんが初めてでも出来る弦の張り方の手順
この記事ではエレキギターの中でもレスポールタイプのギターでの紹介になります。
ですが、基本的にはやることは同じですので「自分はレスポールじゃない」という方でも参考になるはずですので、最後まで読んでみてくださいね!
手順1:弦を準備する
弦は色々なメーカーがありますが、初心者のうちは特にメーカー等は気にしなくてOKです。
ちなみに写真のものは【DAddario(ダダリオ)】というメーカーのもので、目立った粗悪品などはないのでおすすめですよ。
中身はこんな感じです。
それぞれどの弦に該当するのかが色分けされているのでわかりやすいですよ。
弦の先端でケガをしやすいので取り扱いに注意しましょう
手順2:テールピースから弦をとおす
すみません、写真を撮り忘れましたがテールピース(黄色い四角の部分)から弦を通します。
細い弦から1弦→2弦→3弦→4弦→5弦→6弦です。
弦がついていない状態ですと、テールピースは簡単に外れますので、ボディに傷がつかないように注意しましょう。
クロスなどで養生をしておくと安心ですよ。
手順3:ペグに弦を通す
あらかじめ、ペグポスト(弦を通す穴)を写真の向きに揃えておきます。
ペグポストに弦を通す。
上の写真のように4弦・5弦6弦は1弦側に、1弦・2弦・3弦は6弦側に弦をたゆませます。
弦はヘッド側から引っ張りながらネックの横に指1本分入る程度にたゆませます。
手順4:ペグポストを通した弦を折り曲げる
【手順3】でたゆませている状態で上の写真のように弦を曲げます。
たゆませる量が多すぎると、弦の巻き数が多くなりすぎてチューニングが狂いやすくなるので注意が必要です。
曲げた弦をくぐらせます。
下をくぐらせた弦を折り曲げます。
4弦・5弦・6弦は上の写真の方向に巻き、1弦・2弦・3弦は反対の向きに弦を折り曲げます。
最終的には上の写真のように、すべての弦が内側を通ります。
手順5:弦を巻く
弦を巻きます。
弦を巻く際は、ストリングスワインダーを使うと便利ですよ。手が疲れることなく、弦をシュルシュル巻けます。
上の写真のように6本とも弦を張れたら、いよいよチューニングにはいります。
この段階では、弦はゆるめに張ってあればOKですよ!
弦を張った後のチューニングの仕方
チューニングは基本中の基本です。
せっかくギターが上手に弾けるようになっても、チューニングが狂っていると何もかもが台無しになってしまいますよ。
6弦 | 5弦 | 4弦 | 3弦 | 2弦 | 1弦 |
E | A | D | G | B | E |
ミの音 | ラの音 | レの音 | ソの音 | シの音 | ミの音 |
6本の弦を上の図の音階に合わせます。
どのように合わせるかというと、チューナーという機械を使うと便利ですよ。
チューナーの種類
チューナーにも色々な種類があります。
- クリップ型チューナー
- カード型チューナー
- アプリ型チューナー
などが一般的ですので、それぞれの特徴を解説していきますね。
クリップ型チューナー
クリップ式になっており、ギターのヘッド部分に挟んでチューニングをします。
上の写真では6弦のEの音をチューニングしているところで、音が合っているとこのような表示になります。(機種によって表示は変わります)
クリップ式は手軽で使いやすいですが、他の音を拾ってしまうと誤作動を起こしやすいので使い方に注意が必要ですよ。
カード型チューナー
ギターとチューナーをシールド(ケーブル)で繋いで使用します。
こちらも定番のモデルですね。
ギターと、こちらのチューナーをシールドケーブルで繋ぎます。ケーブルで繋ぐので楽器以外の雑音を拾わずにチューニングできるのが特徴です。
アプリ型チューナー
スマホやタブレット対応のアプリもありますよ。
私が何年も利用しているのがこちらです。
無料で使えて、サクサクとチューニングができるのでこちらも便利でおすすめです。
アナログチューナー
番外編になりますが、私が長年使用しているのがアナログの針タイプのチューナーです。
色々なチューナーを使用してみましたが、結局こちらのアナログタイプが1番安定していて使いやすくて気に入っています。
上の写真はわたしの私物なのですが、6弦のチューニングをしている写真です。
弦の音を鳴らすと、針が動きます。上の写真ではチューニングがしっかりと合っている状態ですね。
プロのミュージシャンは、こちらを使っている方が多いんじゃないかなと思いますよ!
チューニングの仕方
では実際にチューナーを使ってチューニングをします。
チューニングは1本ずつで、1番太い弦の6弦からチューニングします。
軽く弦の音を鳴らしましょう。
真ん中よりも左側に表示されます。
チューニングを上げたい場合は矢印の方向に弦を締め付けます。
真ん中よりも右側に表示されます。
チューニングを下げたい場合は矢印の方向に弦をゆるめます。
チューニングを下げたい場合は、下げながら合わせるのではなく、1度予定のチューニングよりもさらにゆるめて(下げ過ぎて)から、締め付けながら合わせます。
1番太い6弦から順番に1弦までチューニングをすると、6弦はおそらくズレているはずです。
ここで一旦、弦を軽く引っ張ってからもう1度6弦から順番にチューニングをします。
今回はクリップ型チューナーを使用した例を挙げましたが、カード型もアプリも同じ手順でチューニングをします。
「弦を張ってチューニングができたら、さっそく練習に入りたい!!」という方は →【簡単】初心者が基礎練習なしで【最短で】ギターの腕前を上達させる手順 を読むとスムーズにステップアップできますよ!
まとめ
ということで、ギターの弦の張り方とチューニングの手順の解説はここまでとしますね!
なんか面倒くさそう・・・。もっと簡単にできると思っていた。
と思うかもですが、やり方と手順さえ覚えて何度もやっているうちに、サクサクできるようになりますよ♪
弦を自分で交換できて、チューニングさえ出来るようになればギターの腕前もどんどん上がってきます!
あなたに「ギターのことを教えて!」と言ってくる人も出てくるかもですよ!
あなたのギターのステップアップの手助けになれたら嬉しいです。
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