【ネタバレ有】劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の感想。なんだこれ・・・。
劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』を観てきました。
ちなみに「前情報ほとんどなし」での鑑賞です。ドラマシリーズも1秒たりとも観ていない状態です。
【ドクターX〜外科医・大門未知子〜】
【振り返れば奴がいる】
【医龍 Team Medical Dragon】
【コウノドリ】
などなど、医療系のテッパン作品をドラマで観てきましたが、劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』は
「かなり魅力的な作品」でした!!
あらすじや相関図も見ずにぶっつけ本番で観てきたところ「なんだこれ・・・」という結果になったので、感想を書いていきます。
劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』はAmazonプライムで観れますよ!
劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』 あらすじ
あらすじです
【TOKYO MER】―― オペ室を搭載した大型車両=ERカーで事故や災害現場に駆け付け、
劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜公式サイト
自らの危険を顧みず患者のために戦う、都知事直轄の救命医療チームである。
彼らの使命はただ一つ…『死者を一人も出さないこと』。
横浜・ランドマークタワーで爆発事故が発生。数千人が逃げ惑う前代未聞の緊急事態に。
「待っているだけじゃ、救えない命がある」チーフドクター・喜多見はいち早く現場に向かうべきと主張するが、厚生労働大臣が新設した冷徹なエリート集団【YOKOHAMA MER】の鴨居チーフは「安全な場所で待っていなくては、救える命も救えなくなる」と真逆の信念を激突させる。
地上70階、取り残された193名。爆発は次々と連鎖し、人々に炎が迫る!混乱のなか重傷者が続出するが、炎と煙で救助ヘリは近づけない。まさに絶体絶命の危機…
さらに、喜多見と再婚した千晶もビルに取り残されていることが判明。
千晶は妊娠後期で、切迫早産のリスクを抱えていた…
絶望的な状況の中、喜多見の脳裏に最愛の妹・涼香を亡くしたかつての悲劇がよぎる――
もう誰も、死なせはしない。
私のようにドラマ版を観ていない方は「なんのこっちゃ・・・」だと思うので、簡単に説明すると
東京都知事直轄の救命医療チーム
VS
厚生労働大臣率いる横浜の救命医療チーム
そんな感じのストーリーです。
鑑賞前に聞いていた情報として
・東京の救命医療チームと横浜の救命医療チームの間で一悶着がある
・鈴木亮平さん演じるお医者さんが、仲里依紗さん演じるお医者さんと再婚している
この2つだけ。無理がありますよね、この情報だけでいきなり劇場版を観るなんて・・・。
ですが、めちゃくちゃ楽しめましたよ!
劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』のストーリー(注意:ここからネタバレ有)
では、さっそく感想を書いていきます。
ここからはネタバレがあるので注意して下さい!!
ずっとドキドキして前のめりになる
映画が始まっていきなり炎上している飛行機のシーンです。
「え?これ洋画ですか?」という印象で、冒頭から一気に作品の世界に引き込まれました。
とにかく、ドキドキとワクワクが交互にやってきますので、かなりカロリーが消費されますよ!
「一息入れて観ていられる時間がほとんどないかも」ってくらい、ずっと緊張していました。
本編を見ている間は、ちょっと目を離すとストーリーがわからなくなりそうなので、注意が必要です。私も必死で観ていたので、目がキマりまくっていたはず。
作品に一気に引き込まれます
今回ほど前情報がほとんどない状態で映画を観ることってかなり稀なので「どこまで理解できるかな?」と心配でした。
ですが無用な心配でして、どんどん作品の中に引き込まれていきます。
混乱する現場に喜多見(鈴木亮平)チーフが登場した時のヒーロー感に「ステキ・・・」ってなってしまった。
再度言いますが、前情報はほとんど無しです。ですが、ヒーローの登場で一気に爽快感が味わえます!
千晶(仲里依紗)と夏梅(菜々緒)
喜多見チーフと再婚した千晶は妊娠中。再婚はしたものの現場に出ることで手一杯の喜多見を千晶はよく思っておらず、ついには家を出ていってしまいます。すれ違いが起きる中、千晶との話し合いの場を持ちたい喜多見は夏梅に頼んで千晶の様子を見に見に行ってもらう事に・・・。
ここから本作品のメインテーマに入っていきます・・・。
大災害発生
千晶と夏梅がいるのはランドマークタワーの高層階。爆発音とともに館内に煙の匂いが立ち込めます。
エレベーターも非常階段もまともに使えず、混乱する高層階に取り残された千晶と夏梅。
TOKYO MERに出動要請
TOKYO MERに出動要請が入ります。メンバーたちが駆けつけた現場では大災害が起きており、喜多見チーフは高層階に千晶と夏梅が取り残されている事実を知る事になります。
YOKOHAMA MERの登場
厚生労働大臣率いる救命医療チームのYOKOHAMA MERが登場します。そこで私が感じたことは
「なんだこの鼻につく連中は・・・キライ!!」
鴨居医師(杏)のエリートキャラ、めちゃくちゃハマり役でいい感じでしたねぇ。ですが、腕はいいんです。
政治に使われる医療チーム
厚生労働大臣の両国(徳重聡)のキャラ。これがもう最悪で、めっちゃくちゃイライラしました。両国大臣は厚労省が率いる救命医療チームYOKOHAMA MERを利用して、己の出世をもくろむわけです。
「YOKOHAMA MERに実績を作らせて自分の名前をあげる」目的はこれだけ。TOKYO MERを潰しにかかります。
官僚同士の潰し合い合戦
ぜひ劇場版で観てもらいたいのですが、窮地で大きな力が動きます。ここもかなり見所です。
かなりの爽快ポイントなので、見どころのひとつです!
ハッピーエンドがいい
最近はハッピーエンドはトレンドじゃないようで変化球が多いけど、結局モヤモヤする。
やっぱり映画はハッピーエンドがいいです!
付き添いで行った今回の鑑賞で
「まぁ流行ってるみたいだし、どんなもんか観てみるか・・・」
くらいの感じのはずが、気がつけば鼻水を垂らしながらのガン泣きでした。
見事なハッピーエンドでスッキリでした!
ドラマを観ていなくても十分に楽しめる
ドラマは全11話。
ドラマを観てからでもよし、劇場版を観てからドラマを一気見するもよし。どちらでも十分楽しめると思います!
私の場合は超初見で映画を観て、感動しまくってホカホカのうちにドラマを一気見しました。
そしてドラマを一気見した後にもう1度劇場版を観たら、感動の度合いが一気に爆上がりしましたよ!
相関図だけは知っておいた方がいいかも
私のように前情報いっさい無しの初見でもかなり楽しめるけど相関図を知っておくと、より楽しめると思いますよ。それにしても鈴木亮平さん、かっこよかったなぁ。
ちなみにドラマ版の相関図はこちらから観られますよ。
期待以上の「なんだこれ・・・」な内容です
「なんだこれ・・・」
「ただの最高作品じゃないか・・・」
「本当に観てよかった」
観た後に人に勧めたくなる映画でした!
→映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の感想はコチラからどうぞ